長い道のり は承知の上で 

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 このたびの東日本大震災により被災されました皆様に対しまして、
 心より御見舞い申し上げます。
 また、犠牲になられた方々へ衷心より哀悼の意を表します。
 併せまして、一日も早い復興を強く、強く、祈念申し上げます。

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東京では桜も満開でございますが、
皆様におかれましては、お元気にお過ごしでしょうか。
お晩でございます、皇夜です。


大震災から1ヶ月経ちました。
幸い私自身や周り、大事な人々には大きな被害はありませんでしたが、
日々目にする被災地の状況には、本当に心が痛いです。
少しでも、何か、自分に出来る事はないか と考えた時、
私はとにかくずっと被災地へ心を寄せていようと決めました。
その具体的な行動の1つとして、毎日コンビニで少額でもいいから募金をし続ける事にしました。
一度に沢山の寄付は出来ませんが、細くても長く、被災地が復興した と皆が言えるまで、
ちょびちょびとでも、ずっとやっていくことにしました。


さて、昨日は統一地方選挙の前半戦がありました。
東京都在住な私は、都知事選の投票に行きました。
結果は正直予想はしておりましたが、
それにしてもここまで圧倒的に勝たれるとは残念を通り越し、絶望しましたね(苦笑)。
私にとって石原氏は政策的にも人間的にも受け入れがたい人物なので、
あまりの現実、その事実を受け入れがたく、昨夜はチャンネルをニュースから替えて、
普段は見もしない寅さんの映画なぞを見て、頭を空っぽにして笑って寝ました(爆)。

で、まぁ、自分なりに今回の都知事選を振り返って、頭と気持ちを整理しようと思い、
久々にこの【葦原の道行】を更新してみることにしました。
なので本日は政治的な寝言になります。どうぞご了承下さいませ。



まず一番思ったこと、それは本当に“適当な”候補者がいなかった ということ。
現職の石原氏を様々な点で支持出来ないので、当然他の候補者へ票を入れることになるのですが、
一応有力とされている東国原氏、渡辺氏、小池氏の3氏共、
ハッキリ言って誰にも入れたくないのが本音でした。
その理由を順に申してみます。

まず東国原氏、彼には何の実績もないことが大きな理由。
宮崎県前知事という肩書きはありますが、実際に宮崎が良くなった、改善した と言う話、
私が不勉強なせいなのでしょうか、具体的には聞きません。
それどころか、昨年口蹄疫問題の初動の拙さや、たった1期でおさらばしてしまった
という事実から、私の中では“信用できない口先だけの人”という理解なのです。
また、候補者への質問状やアンケートの回答を見ても曖昧であったり無回答なものがあり、
ますますもってこれは信用できない人だ と、思うに至りました。

次に渡辺氏、彼は私が重要視している政策で違う立場であることが理由です。
重要視している政策とは、大きく2つあります。
それは築地市場移転問題と、東京都青少年健全育成条例です。
前者の問題に対し氏は是々非々、後者は現在の都の姿勢に賛成の立場です。
私は築地市場移転は反対です。
周知の通り移転先の豊洲は元東京ガスの跡地で、土壌汚染が大変懸念されています。
実際そうした汚染のデータも出ています。
東京都のみならず、ひいては日本の“食”を担う築地が、
何故そんなリスクの高い所へ移転せねばならないのか。
私はこの問題に対し、移転反対の意見です。
渡辺氏は飲食チェーン“ワタミ”の創業者で経営者でしたが、この問題に対しては
きっちり調査をして考えるべき と言うような意見でした。
しかし飲食業に携わってきたのなら、食への安全はもっと敏感になるものではないのか 
と、その曖昧な態度に、非常に不信感を抱きました。
そして決定的なものが、東京都青少年健全育成条例の件。
私も表現者のハシクレとして、断固としてこれには反対ですが、氏は賛成の立場・・・。
たとえどんな綺麗な事を言ったり政策に掲げていても、
この2点で彼も論外の人となりました。

さて、最後の小池氏、実はかなり彼の意見には頷く所が多々ありました。
上記私が重要視している問題について小池氏は明確に反対の立場を取られ、
対応策も明示されていました。
また、元(?)共産党らしく福祉の充実を掲げるあたりも共感出来るものがありました。
ならば小池氏で全く問題ないじゃないか? と思いたいのですが、
1点だけ、見過ごせない点がありました。
しかしそれは、最も私が共産党を忌避する理由でもあります。
その1点とは何か、それは小沢一郎さんに対する政府やマスコミからの一連の取り扱われ方に対し、
浅はかな多くの野党連中と同じ態度を取ったことです。
(ここで私の立場を説明しますと、私は小沢さんを支持しています。
小沢さんのような“世界の中の日本”という大きな視点で物事を見、考えられる政治家は、
現在他には殆どいないのではないかと思うからです。)
既存メディアからは、まるで極悪人のような報道をされ、
身内であるはずの党からも厳しい制裁を受けられている小沢さんですが、
そもそもその問題の根源となるものは、いわゆる“政治と金”といわれている政治資金の問題。
しかしその問題を捜査した東京地検特捜部は、2回も不起訴という答えを出しているが、
検察審査会なるどこの誰がメンバーなのかも分からない、謎の“一般市民”なる人々から構成された
審査会のルールによって起訴になった ということは、皆様も良くご存知かと思います。
しかし小沢さんが“怪しい”の根拠となっていた水谷建設からの違法献金(賄賂)が、
そもそもなかった と、裁判で証言され、根拠自体が全くなくなっている事実、
一体どれだけの人々が知っているのでしょうか。
残念ながら既存メディアではそのようなこと、殆ど報道されません。
逆にそれを指摘し事実を言うジャーナリストや専門家たちは、
どんどんメディアから除外されていきました。

共産党を許せない理由、それは人権擁護を掲げているのに、
本当に悪い事をした(その証拠が出てきた)のならともかく、
逆に政治資金報告書を1円から公表し、そして特捜部の根拠とした賄賂の事実もなかった、
“シロ”である小沢さんが、“政治と金”なる呪詛ごとき思考停止を促す文言によって
不当に人権を損害されまくっているのに、
“影響力のある政治家だから”という他の野党と同じ様な意見に同調し、一緒になって批判している―――
それが断じて許せないのです。
その意見を小池氏はとあるテレビの討論番組で言っていました。
それを聞いた当時、私は愕然とし、幻滅し、嫌悪感すら覚えました。
所詮、共産党も口だけ、イデオロギーなんてありはしない ということに。
真の人権擁護であれば、特捜部の異常な集中捜査、数々の不当な報道のあり方、
検察審査会の多くの不透明な経過を問題にするべきです。

そんな訳で、やはり小池氏にも正直票は入れ難かったのです。


*****

そんな訳で、一応有力とされている候補者の全員が“論外”で、投票は最後まで本当に悩みました。
しかし“投票しない”という選択はありませんでした。
なぜならそれは、現在の石原氏の都政を“容認した”と同じ意味になるからです。
それだけは絶対イヤッ!!!!(爆)
本気でドクター中松氏の可能性を考えていましたよ。
でもドクター中松氏はお歳が82歳……
まんまんがいち、当選しても、やはりお歳のことを考えると、色々と不安……

結局、私は中々苦しいものがありましたが、政策的に一番共感できた小池氏に入れました。


しかしまぁ、結果は予想通り、石原氏の圧勝。
昨日は都民のその選択に絶望しましたが、1日たって今日少し落ち着いて考えますと、
当然の結果だったな と。
投票率が上がったとはいえ、わずか3.45ポイント。
それじゃぁ強固な支持基盤がある現職が勝つに決まっている。
今回は震災の影響もあって、殆どテレビ報道も、
また候補者同士の討論もあまりされなかったから、浮動票を狙うには少し無理がある。
本当に替えたかったら、もっと投票率が上がらなきゃ…..
そう言っても、私一人じゃどうしようもない と思いました。
でも逆に、私一人でも、しっかり自分の意見を持とうと、改めて思います。
諦めたら、そこでおしまい ですからね。




被災地への復興の支援も、都政の有り様も、ひいては今の日本の政治の有り様も、
悲しいけど直ぐには直らない。
ならば粘り強く、ずっと続けていく―――  これに尽きます。


頑張る です(笑)。


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