銀盤の、真なる女王へ  弐   ~バンクーバーオリンピック 女子 感想~

・・・・・・・・・・・、さて、ここから先は、今回散々取りざたされたあの選手方についての感想です。
言わずもがな、ユナ・キム選手と浅田真央選手です。
ですが、私の妄想がカナリ含まれています(苦笑)。
元々、私の勝手気ままな感想をだらだら述べているだけですが(爆)、これ以降はそれにかなり拍車が掛かり、そして毒吐きしてます(苦笑)。
ですので、きっと両選手のファンの方がお読みになられると、十中八九気分を害されると思いますので、お読みになられない方が良いかもしれません。
1スケオタが何かトチ狂ってんなぁ~ と軽く流せる方のみ、“あぁ、なんか吼えてるなぁ~”程度の感じで(爆)お読み下さいませ。



*******



まずはユナ・キム選手ですが、金メダル、おめでとうございます。
と同時に、金メダルを取れて良かったね と思いました。
彼女の肩に掛かるプレッシャーというものは、想像を絶するものだと思いますし、まだ19の少女にこれだけの重荷を背負わせている現実がやるせない・・。
オリンピックに出場している選手は皆様それぞれ、大きなプレッシャーを背負ってその場に立たれているのは当然ですが、
そんな選手たちの中でもユナ・キム選手ほどのプレッシャーを抱えた選手は、おそらくいなかったのではないでしょうか。
そのプレッシャーとは、私が妄想(爆)するに、

 ? 昨シーズン世界選手権優勝者として滑ること
 ? 今シーズン叩き出し続けている“世界最高得点”を持つスケーターとして滑ること
 ? 無敗で死角の無い絶対女王として見られていること
 ? 自国の猛烈な期待を受けていること

そして後一つ、これは完全なる私の妄想ですが(爆)、

 様々な思惑があり、必ず金メダルを取らなくてはいけない状況だったこと 

です(苦笑)。
そんな中、競技に対する純然たると言ったらいいのか分かりませんが、それとは又違った異質なプレッシャーも大変掛かる中、ショートもフリーもノーミスで、大きな破綻なく滑りきられたことに拍手を贈りたいし、本当に良かったね って思いました。

ただ、もう散々言われ続けている事ですが、この点数はないだろ てことです。
まずショート、ノーミスで完璧な演技でした。
でも私見ですが、シーズン初戦のエリック杯で見た時の方が勢いがあったし、個人的感想では、あちらの方がよかったのになぁ と。
まぁ、この試合では点数が全体的にインフレでしたし(爆)、普段からあらゆる面で加点が大きく付く選手ですので、恐らく高得点は出るだろうなと思っていましたが・・(苦笑)。
そして更にフリー、こちらも見事に大きな破綻なく流れよく滑られました。
個人的には以前感じた安っぽい下品な色気ではなく、しっとりとした雰囲気にブラッシュアップされた事は嬉しかったです。
で、多分こりゃ130点台か、下手すりゃ140点台にいっちゃうかもなぁ~ なんて思っていたのですが
150点台って・・・・・・・ふざけんな(爆)。
技術要素で加点がつきまくるのは、もうしょうがないかな って半ば諦めの境地(爆)でしたが、5コンポーネンツの方で8点台後半と9点台が3つって・・・ホントふざけんな(爆)。
こんなもの、お天道様やISUが許しても、私が許さん。 <ナンじゃそりゃ;
つまり、私にとってキム選手のこのフリーの演技における表現力が、これだけの高得点を得るに値するだけのものとは認められないということです(大爆)。

先にも垂れ流しましたが(笑)、素晴らしい表現って、上辺だけ形だけ綺麗に整えたものではないと思うんです。
そうしたものから更に一歩上がった、その選手の心、想い、魂が溢れてくるような、それが見ている側にも伝わってくるようなものこそ、賞賛されるべき素晴らしい表現だと――。

このフリープログラム、振付師のデヴィット・ウィルソン氏曰く、ユナ・キム選手自身を表したものだ とのこと。
少女から大人の女性へと花開いていく様を表したプログラムだそうです。
確かに、シーズン序盤に比べれば、このオリンピックのフリーではそういった流れと共に、ガーシュインの曲らしいお洒落で粋な表情も垣間見る事が出来ました。
でも、ここがキム選手にとって、真の意味での表現のスタートラインだと思うんです。
巷?では表現力があるとされているキム選手ですが、私的にはそれはキャラクター化されたプログラムに限ってのこと。
むしろ音を表現する、踊る ということで言えば、キム選手はまだまだ得手でないと思っています。
だから最初、このフリーを知った時、“大丈夫なのかなぁ~”と思いました。
キャラクターを設定して、その役を演じるように滑ること以上に、音楽そのものを表現するという事は、ある意味万人に分かりやすいわけではないので、ハードルが高く、
その分表現する力の真価が問われる。
力の無い方がやられれば、単純に腕を振り回しているだけ、体をくねらさせているだけで、そこから何も感じることの出来ない淡白でつまらないものとなってしまいます。
ですが、このフリーで、私はキム選手らしさの表現の片鱗を見た気がしました。
4分間を通して、ガーシュインの曲に合わせた一つの作品として、見ることが出来ました。
それは顔を含めた体全体の表情が、ショートと同じ種類のもの、つまり分かりやすくキャラクター化されたものではなく、
正に音を表すという行為を行っているものに漸くなったのではないか と。
それを柔らかな表情や、緩急を付けた流れる動きに・・・私は見ました。

・・・だというのに、ナンですか?
まるでこの表現が最高だと言わんばかり ちゅうか、事実そう言っている点数の付け方。
審判員には、表現するということは何であるかをご説明願いたい(爆)。


・・・そんなついついキツく言ってしまいましたが、ユナ・キム選手。
真の表現のスタートラインに立ったな とは、フリーだけでなくエキシビジョンでも感じました。
もし、今後も競技を続けられるのでしたら、これから真の表現力を身に付けられるのだと思うと、とてもワクワクします!
ただ・・・噂では競技生活は今シーズン限りとか。
スケート選手としての人生は一瞬、その後の人生の方がはるかに長いのですから、どのような選択をするのも選手ご自身の自由ですし、それに異議を唱えることなんて出来ません。
でも、そうは思っても、1スケオタとしての願望としては、これから更に成長するだろうキム選手を競技会で見たいなぁと思っちゃうのも事実(笑)。
と、同時に、今度こそ、表現に関してだけでなく、技術要素でも公正な採点をして欲しいと切に願うところです(苦笑)。
まぁ、これはキム選手の責任ではないのかもしれませんが(苦笑)。



さて、最後には浅田真央選手について・・語らせて下さい。
今回は初めてのオリンピックでありながら堂々の銀メダル!!!!
本当に凄い!!!そして本当におめでとうございます!!!!!!!!
多くの日本のファンは浅田選手には金メダルを望んでおられたと思いますが、
ぶっちゃけ私はオリンピック前から彼女には未だ金メダルは早いと思っていました(苦笑)。
と言いますのは、ここで仮に金メダルを取ってしまわれたら、競技を止めてしまわれるのではと思っていたからです。
競技における最高の試合で、最高の結果を手にしたら、その先続けるにはモチベーションを維持する事が非常に難しいですし、続ける意味も中々見出せなくなってしまう。
そうなると選手として続けるのではなく、プロに転向されたり
あるいはスケート人生に区切りを付けて新たな道を選ばれるのでは・・と。
それは非常に勿体無い・・・
なぜなら、浅田選手もキム選手同様、漸く彼女自身の表現が出てきたと思うからです。
先に行われた四大陸選手権でのフリーの演技を見て、私は浅田選手には真の女王になって欲しいと強く願うようになりました。
元々顔に表情を出して滑るようなタイプでなかった浅田選手が、あんなにも気迫の篭った表情で滑られている事に、雷鳴を受けたような衝撃と共に、物凄く感動しました。
しかもそれはこの表現には表情 と言ったようにパターン化されたものではなく、
本当に、浅田選手自身の、内側から湧き出るような、見ているこちらにも震えが来るくらい素晴らしいものでした―――。
“可愛らしい”といったイメージ、そしてそれを多くの方、とりわけファンの方々が望まれている中、あえてそれとは真逆の重々しく厳しいものにチャレンジされ、
シーズン序盤では散々酷評されたにも関らず、貫き通されたこと。
それだけでも凄いですが、更にこの重厚な空気を見事体得されて表現され始めた事が、本当に素晴らしい!!
こうした真の意味での表現を体得され始めたのは、タラソワコーチに指導を受けるようになってからのここ2年くらいだと、強く感じております。
僅か2年の間で、こんなにも深まりだした表現力を、更に更に追求して頂きたい。
そして、技術の面でも死角の無い、完全なるものを極めて欲しい。
そんな超人的な、けれども夢見ずに入られない真の女王に、是非浅田選手がなって頂きたい。
その稀有な才能が、浅田選手には絶対あると思います。
だからこそ、技術要素の面においてご自分の苦手なものを避けるのではなく、例え1シーズン、場合によっては2シーズン棒に振ってでも不得手なジャンプを習得されて、誰にも文句の言われない内容で演技をして、戦って欲しいのです。

そんな理由から、私は今回のオリンピックで浅田選手に金メダルは・・・と思っていました。
結果として、銀メダル、しかも大差をつけられて。
銀メダルということに対しては、私は本当に良かった!素晴らしい!さすが浅田選手だ!!と大感激でした。
でも、大差を付けられたことに対しては、非常に、非常に、悔しい。
今回の金メダリストにキム選手、銀メダリストに浅田選手となったのは、表現力の差ではなく、ジャンプ・スピン・スパイラル等の技術点での取り方における差で勝敗が分かれたと私は思っていますので(苦笑)。
そもそも、この二選手だけがまるで異次元の、突出した選手のように作られている現状には、怒りさえ覚えます(苦笑)。

っと話がずれてしまいましたが、今回浅田選手の演技で一番感動したのが、フリーでのスパイラルで、会場から沸きあがるような歓声が出た事です。
見ていて分かりやすく歓声の上がりやすいジャンプやステップではなくスパイラルで、
しかも拍手ではなく、歓声が上がるなんて!!!
それは浅田選手の表現が上辺のものでなく、見ている側の心を震わす真の表現であったからこそ です。

・・・本当に、改めて浅田選手の才能の素晴らしさを実感しました。

次回のオリンピックを目指されると明言された浅田選手、
そしてご自身の弱点を正面から受け止めて公言出来る潔さ、
これが本当に19の少女だろうかと思うほど、
強い心を持った“アスリート”である浅田選手のこれからが、本当に楽しみです。


あと、もう一つ余談を。
銀メダルで良かったと思ったものの、あれだけの演技をされていたのに、本当に後半のミスが惜しかったと、
そして恐らくご本人も完璧な自分の演技が出来なかった事に大変悔しがられて涙されていたのだと思いますが、その姿を見るとやはりとても悲しかったですし、
それでも懸命にインタビューに答えられている浅田選手を見ていると、本当にやるせなくて、、、、
ですが、そんな中、スタジオでの太田さんのご発言、

“銀盤の女王だから銀なのかな”

のお言葉には、何だかとても救われたような気がしました(感涙)。
なんてお優しく、機転の利いた、それでいて的を得たお言葉なんでしょうか・・・(滝泣)。

本当に太田さんがゲストでいらして下さって、良かったです(泣)。




************



随分となが~~~~~~~~~~く垂れ流しましたが、よーやっとスッキリした~(爆)。

さて、あとは男子の感想が残っていますが・・・・こちらは私の中で未だ決着ついてません(爆)。
つか、男子に関しては、もぅ垂れ流すだけの元気もないくらい、幻滅と同時に個人的に大変ショックなことが重なってしまったので(苦笑)、もぅ書かないかも・・・(撃沈)。
ほんと、唯一の救いは3人の日本人選手全員の素晴らしい御活躍のみ(苦笑)。
そして、我が愛する(ヤメレ)高橋選手の見事な銅メダル!!
・・・や、これだけあったらいいだろ~と思われたそこのアナタ!
侮ってはいけませんよ <?
こーみえても私は高橋選手が大好きなくらい、4回転が大好き、4回転バカなんですッ!!(激爆)
だから・・・もぅ~~~未だに心の整理も出来てないし、気落ちしまくってるのですよ・・・(泣)。
トハイッテモ、やっぱぶちまけなきゃ気が済まなくなるんだろうな(爆)。
ので、きっと何で今頃!? ってな頃に、もしかしたら書くかもしれません。
その時は、“まぁテンポずれて一人で叫んでんなぁ~”くらいのかる~~~い感じで
読み流して下さいまし~~~(大撃沈)。


スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。