その仮面は、誰のもの ~エリック・ボンバール杯 女子感想~

近頃ではめっきり寒くなってまいりました。
こう寒くなってきますと、あったかいものが食べたくなります。
ということで先日今年初の焼き芋を食べましたが、とっても甘くておいしゅうございましたvv
お晩です、皇夜です。秋の夜長、皆様いかがお過ごしでしょうか。


さてさて、既にロシア ロステレコム杯がもう終ってますが、構わず1週間遅れのエリック杯の長ったらしい女子の感想をば(爆)。
趣味と思い込みによる1スケオタの戯言なので、かる~く興味にある方だけ眺めて下さいまし(笑)


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男子と違い(爆)女子は一般ニュースでも取り上げられたりするので、
結果はもう皆さんご存知でしょう。
中でも浅田選手とユナキム選手の対決の過熱報道っぷりにはうんざりしますが(苦笑)、
結果は大差でもってユナキム選手の勝利でした。
それ自体に関しては、まぁしょうがないかなって思うところはありますが、
それ以外で、色んな面で今回の女子は一言で言えば“残念だなぁ~”って感想です。

まずは、コンディションがそれほど良くないという中でも3位となった中野友加里選手。
その彼女の取り上げられ方、報道の仕方が残念;;
もう言っても詮無いことかもしれませんが(爆)、この女尊男卑に加え、
浅田選手一辺倒な報道の仕方はどーにかならんのでしょうか・・・;;
確かに、浅田選手は稀有な才能と可能性を持ち、またその人柄的にも多くの人に愛される選手だと思います。
でも、他にも沢山素敵な選手はいますし、ましてや日本の選手なら尚更、もう少し時間を割いてもいいんじゃないんでしょうかねぇ・・・。

ともあれ、中野選手。肩の調子が思わしくない中の演技。
残念ながら、ひじょーーーに悔やまれますが(泣)、ショートの演技を私は見ることが出来なかったので、フリーの感想のみですが、
もぅ、素敵vvの一言です。
ストラヴィンスキーの「火の鳥」でのフリーなんですけど、
まず個人的に、中野選手のパンツスタイルの衣装が大好きな私としては、
今回のパンツスタイル衣装、まずそれだけでポイントが高いです(爆)。
そして上半身も火の鳥をイメージした華やかなデザインで、中々素敵だと思いましたvv
昨シーズンからバレエレッスンに力を入れたりと表現面でぐんぐん上達された感がありますが、
今回のフリーではそれがとても発揮されている気がしました。
出だし、確かダブルアクセルの後の滑りだったと思うんですが、
正に火の鳥のような力強くも美しい滑りに、メチャメチャ感動して興奮しました><
スピン、特に中野選手の代名詞にもなっていますドーナツスピンの回転の速さと美しさはさすがvv
何よりもこのプログラム、勢いがあってとても中野選手にぴったりだと思いましたvv


他にも女子はさすがに色んな選手が放送されていましたが(苦笑)、
取り合えず言える事は、みんな可愛いvvv(大爆)。
まだグランプリシリーズは初戦なので、皆さん頑張って欲しいところです。


で、やっぱりあの二人には触れておきたい(爆)。
ま、もう散々マスコミ等に言われまくってますが、取り合えず私の感想を叫びます(爆)。

まずはユナキム選手。
私、今回のキム選手のプログラムは、今までの彼女のプログラムの中でこれほど残念に思ったことはありませんでした(泣)
と言うのも、どーして彼女がこんなにも品の無いお色気路線一辺倒になってしまったのか・・・ですよ。
ショート、フリー、あとチラッとニュースで見たエキシビジョンも、
みんな似たり寄ったりの安っぽいお色気的表現で、ま、ショートに関しては結構好きかもって思えましたが、
一体いつからキム選手はこーなっちゃったの??とテレビを前に違う意味で涙が出ました(苦笑)。
そして、確かに素晴らしい演技ではありますけれど、やっぱり不可解過ぎる点の出方(爆)。
ショートで70点越え、フリーと合わせて200点越えって、あなた・・そりゃいくらなんでもないでしょ;;;
4回転でも飛んだんですか?って話ですよ(爆)。
確かに今大会においてキム選手は間違いなく優勝に値する演技だったことは周知の事実ですが、
この点の出方は・・・ないでしょ(爆)。
相変わらずな爆アゲ加点盛りな点の出方(大爆)が、凄く残念でした(苦笑)。
で、話は戻りますけど、演技内容ですよ。
ショートはあの有名な映画007の音楽から。ボンドガールをイメージされての振り付けと表現。
こういうキャラクターを決めた演技は、さすがに上手いなぁって思いました。
スピード感溢れるスケーティングや難しいバリエーションでの3回転‐3回転のコンビネーションジャンプ。
さらに手足が長くてスラリとしたスタイルが、相変わらずとても映えていて、
思わず目を奪われてしまう・・そんな演技でした~@@
そう、ショートはいいんですよ。こーいうお色気路線でも。
問題はフリー。
ガーシュインのピアノ協奏曲へ長調に合わせての演技でしたが、
一体全体どー言う解釈でもってこーなっちゃうわけ??
いーですよ、別に、色気路線でいっても。
でもね、フィギュア女子における色気にも、いろんな種類があると思うんです。
それこそボンドガールのように直接的なものあれば、凛とした気品のある大人の女性の色気、
あるいは異国的ミステリアスなものや、芸者や娼婦といった“本職”系のそれなどなどと
一言で色気やセクシーとかいっても色々あると思うんですよ。
それなのに、ショートもフリーもどーして同じよーになっちゃうのかしら・・。
何よりも私、キム選手には、そこまで色気路線でいって欲しくないです(泣)。
個人的には、彼女は容姿からしても愁いを帯びた、少し翳りのある、陰陽でいえば陰の雰囲気が凄く似合うと思うんです。

確かに成長と共に、特に女子選手はジュニアからシニアへ移行するにつれ、
選手自身持っている雰囲気が変わっていくものですし、それは当然だと思います。
でも無理に作られた“大人っぽさ”や“色気”を見せられると、
個人的に凄く鼻について苦手っていうか、はっきり言って嫌いなんですよね(苦笑)。
もっと自然に、選手の内側から現れてくるような演技をしてほしいなぁって。
で、そのオマケってか、それに合わせる形で自然と色気って出てくるんじゃないのかぁって、勝手に思ってます(爆)。

キム選手はシニアに上がってから一貫して大人の女性の色気みたいなのを追及して来られてましたが、
“ロクサーヌのタンゴ”や“こうもり”や、今回の“007”プロのような、
言葉が悪いかもしれませんが、“媚を売るタイプの色気”の方が一般的に持て囃されている?のが残念です。
一般受けが良ければ、それを前面に押し出してオリンピックシーズンに臨むという戦略だって、当然ありでしょう。
でも、ほんと、私のすっげーーー個人的意見(爆)としては、
“あげひばり”や“ミス・サイゴン”の時に見せた、
キム選手の切なげな愁いを帯びた表情こそ本来の彼女の魅力のように感じていまして、
それをもっと生かせるようなプログラムや選曲をして欲しいな、と。
そうすれば、安っぽい表面的な色気演技よりも、さらに一段上がったところの、
見ている側が心打つような本当の意味での“大人の女性としてのフィギュアスケート”に
なるんじゃないのかなぁ~って、私は勝手に思い込んでます(爆)。
だからこのまま品の無い色気路線で突き進むのは、非常に勿体無い気がしてならないんですよね。う~~~~ん;;;


で、似たようなことを、実は浅田選手にも感じているんです。
浅田選手の場合は、どーしてそこまで「大人」だの「荘厳」だのを求めるんだろって感じてます。
成長と共に変化するのは当然としても、浅田選手の魅力って、やっぱり軽やかさと透明感だと思うんですよね。
とはいえ、昨シーズン、今シーズンとテーマに掲げている「力強さ」も、好きですし、
徐々に浅田選手らしい「力強さ」や「荘厳」に成りつつあると、勝手に思ってます。
だからこれは、タラソワコーチが作った、新しい浅田選手の魅力だと。
それはいいんです。でもね、何でもバランスってもんがあると思う。
1回の食事にステーキとカツ丼を出されたら、ウンザリしてしまうのと同じで、
ショートとフリーの傾向が、キム選手同様、浅田選手も一辺倒なんですよ。
で、私としては、ショートは本来といいますか、昔から浅田選手が持ち合わせている
軽やかさや透明感を前面に出したプログラムにして、
重厚感や荘厳さを求めるものはフリーにして欲しいなぁと。
世間的には不評な今回のフリープログラム「鐘」ですが、個人的には好きです。
プログラム構成は昨シーズンの「仮面舞踏会」と大きく変わるところはありませんが、
振り付け等々で、印象が大分違っていて・・・って当たり前か(爆)、
ま、とにかく(爆)、この内容、この曲調共々、正に「女王のプログラム」って感じがしました。
組み入れているエレメンツのレベルの高さと、この曲がオーケストラによって演奏されることで導き出された厳粛なる空気―――
最初は、まだ浅田選手には早いんじゃないだろーかと思っていましたが、それは違いました。
指先まで神経の行き届いた動き、表情、体の使い方、
全てでもって、浅田選手は素晴らしく表現されていたと、私はとても感じました。
そしてこれこそ、浅田選手の武器の一つではと思い直しました。

彼女の場合、キャラクター化されたプログラムを“演じるように”滑ることは
恐らく難しいと思います。
けれど音そのもの、曲自体を体全体を使って表現することに関しては、
近年、特にシニアに上がってからは大変上達されたと感じます。
フィギュアにおける表現力って色々ありますが、
クラシックバレエのように氷上で舞うことに、これ程似合い、そしてその才能を持ち合わせている選手は、そうはいないのではないでしょうか。
これは浅田選手の大きな魅力と武器ですし、
そんな彼女だからこそ、タラソワコーチはこのフリープログラムを与えたのかなって。

ただ、技術点の面で大きな問題を抱えることとなるとは、さすがに思い至りませんでした。
今の浅田選手にはトリプルアクセルが大きな問題になっていますが、
そこまで拘る必要があるのか・・・って思います。
って、これを語りだすとすんげぇ長くなるので、今回は止めます(爆)。
でも多分、ロステレコム杯感想でだらだらと書くことになりそう(苦笑)。

話を戻して、要するに浅田選手、ショートもフリーも傾向が一辺倒なのは、
ジャッジに対しても観客に対してもあまり得策でないと私は勝手に考えます。
噂ではショートを変えるってのもチラホラ聞こえてますので、それに期待したいですねぇ。


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兎にも角にも、選手は皆さん一生懸命やられているのですから、
まわり、特に日本のマスコミがぎゃーすか騒がないこと、
余計な事は言わない、日本人選手、特に浅田選手の情報は必要以上に漏らさない ってこと、守って欲しい(泣)。
普段のシーズンからそう思いますけど、特に今シーズンはオリンピックシーズンなんですよ;;
その当り自重して欲しいと、切実に願っています(泣)。


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